- Motoe
壁とレンズ
佐藤先生の講話の中に「壁とレンズ」というのがある。
信仰家庭の中に育って、両親の姿をみ、それを誇りに思い、自分もそう在りたいと望んできた私は、自分でも修行の場に何度も通い、人に伝えるということを選んできた。
そして、その後真我を開発するというこの偉業に出会ってからは、
あ〜その話は知ってる。そうそう。
やはりどこでも言ってることは同じだ。
自分は、ここまで信仰を貫いてきたから、周りの人とはやはり、違っている。
とどこか人を見下していた。
佐藤先生の話を、自分が信じてきた宗教の教えを壁にして、頭で納得してそうそう
わかるわかると大きく頷いていた。
何度も、私は、宗教の教えと真我を入れ替えてるだけだなと気がつきながら、
それでも、まだまだ壁を作っていた。
そして壁を作っていることにさえ気づいていなかった。
衝撃な体感は、真我に出会って、2年半ほど経った頃、講師の勉強をしていて
講座の動画を何度も繰り返し見ているときだった・・・
ワークの中にゴミ箱に自分のゴミを全て捨てていくというものがある。
それについての説明を聞いているとき・・・
私は、全くこのワークの本筋の意味を理解していなかったことに気がついた。
心は3層になっていて、一番上が頭、その次に潜在意識と一般では呼ばれている、過去の記憶がある。その奥に完全完璧な「真我」がありそれをここでは出していく作業をする。
それには、2層目にある潜在意識を捨てていくというごみ出しの作業が大事です。アウトプットをするための訓練ですと講師の説明。そこまではウンウンと聞いていた。その後、潜在意識には、プラスもあればマイナスもある。それを捨てていくのです。そう、自分がプラスと思っていることも捨てるのです。プラスこそゴミです。
自分がプラスと思っていることこそ捨てるのです。
愕然とした。
それまでに何度も、何度も講座はうけ、何度もごみ出しのワークはやったのに
プラスを捨てるということは一度もしていなかった。
その時、初めて、用紙に自分が思っている良しとしていることを、捨て始めたら、泣けて泣けて仕方がなかった。どれほど、このプラスの心に自分が苦しめられていたのかがよくわかった。そしてどれほど、自分がこの世界一の発想法「真我を開発する手法」を、わかっていると壁を作っていたか、

その時はっきりとわかった。
それからも何度も、何度も脱皮して今に至る。
そして今日もまた、自分の中に潜んでいた大きな壁に気がついた。
真我は無限!!
どこまでも素晴らしい自分に出会わせてもらえる。