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ドアToドア

最終更新: 2019年8月9日

フレスノで住むところも確保でき、いよいよ一人での布教生活が始まる。

地図を見ながら道の端の家から、端の家まで、一軒も飛ばすことなくブザーを鳴らす


「今日はこの道を歩こう」と決めてから、車をでて歩き始めるまでに

とても時間がかかる。


寒かったり、暑かったり、体調が優れない・・・? 心が優れない・・・

どんな顔をされるのだろう。どんな態度が返ってくるのだろう。

こわい、なんて思われるのだろう・・・

そこがいつも気になる


ひとしきり妄想の時間。


やっと思い切ることができて、一軒一軒歩き始める。


ブザーを鳴らしても誰もでてこない。・・・なぜかホッとしている。


快くパンフレットを受け取ってくださる方・・・

平癒の祈りを受けてくださる方・・・

100人出会ってやっと1人ぐらいの割合・・・


それでも諦めることなく歩き続けた。


5年も続けたら、何人も祈りを受けてくださる方ができてきた。

子供を集めてのお楽しみ会

それに協力してくださる方もいてくださる。


私の家の毎月のサービスの日に通ってくださる方もできてきた。

日本にも一緒に帰って、本部に参拝に行きたいと言ってくださる方もでてきた。


あの日の毎日があったから、今の自分がある。

どれだけ断られてもまた、次の家のブザーを鳴らしている。

怪訝な顔をされても、笑顔で、「話を聞いてくれてありがとうございます」と言える自分がいた。

全然頑張れない自分もいた。

誰にも理解されない、この世の果に1人ぽつんと放り出された気分の自分もいた。

いろいろなアイデアを出して、がむしゃらに張り切っている自分もいた。


今もたくさんの人に聞かれる。

「どうしてアメリカで1人、真我を伝えることができるの?」


まさしくあの日の自分があったからこそだ。


山のように辛かったこと、山のように嬉しかったこと、全てが今の自分を作ってくれていた。








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